2021年5月8日土曜日

Xiaomi Mi 11 グローバルROM焼き

 Xiaomi Mi 11のグローバルバージョンは4G LTEバンドの中で肝心の800MHz帯バンド18と19に対応していないのに10万円台と高価なため、中華版のXiaomi Mi 11にEU版のStable(安定板)Multi言語ROMを焼いて使用していましたが、設定項目が全部日本語化されていなくても不自由なく使用することができますが何となく違和感があり気になる点で3回ほどROMの書き換えましたが設定メニューを完全に日本語化する姿勢が全く見られないので、EU版のMulti MIUI V12.5.5.0からバージョンを落として本家のグローバルROMでMIUIバージョン、グローバル12.0.9の安定板に焼き直すことにし、うまくいけば4G LTEバンド18,19に対応した厳密に言ったら技適の関係でXiaomi Mi 11のグローバル版となりませんがグローバル版と同様に使用できます。

最初にお断りしておきますが、ROM焼きは皆様がネット上に書き込んでおられるように失敗すれば文鎮化してしまう高いリスクがありますが、あくまで自己責任で実施した事項をネットをくぐってリンク先を探さなくて済むように備忘録として書いてる無責任な記事です。

既に設定済のブートローダーアンロック

ブートローダーにはeuROMを焼いているので既にアンロックは解除済ですが復習とトラブル解消の重要な手掛かりとなったので簡単な手順だけ復習です。

1.本体にSIMを差して設定(Settings)し「SIM Cards & mobile networks」でAPNを設定する。

2.Wi-FiをオフにしてSMSが受け取れるようにして面倒なMiアカウントをE-mailアドレスで取得するすると後々楽でバスワードは忘れやすいのでメモしておく、デバイスを探すはオフにしておく。

3.設定(Settings) デバイス情報(My device) MIUIバージョンを連打して開発者オプションに変更し、設定の「Developper option」の「OEM unlocking」をオンにし更に「USB debugging」もオンにします。
4.Mi Unlockをダウンロードしたファイルは適当なフォルダを作成しファイルを移動して解凍し「miflash_unlock」実行しMiアカウントにサインイン しXiaomi Mi 11の電源とボリュームダウンボタンを同時に押して「FastBoot」モードで起動しUSBケーブルでPCに接続しアンロック申請し160時間後に再び同じ手順でアンロック解除を申請すれば即座に解除されます。

ROM焼き

1.STEP1で MIUI ROM Flashing Tool をダウンロードし適当なフォルダを作成しファイルを移動させて解凍する。

2.STEP2で画面を上にスクロールして「★ Xiaomi Mi 11 Latest Global Stable Version Fastboot File Download」をクリックしてMIUIロムをSTEP1で作成したフォルダに保存して解凍する。

3.Mi flashiを起動し自動ポップアップでドライバーのダウンロードが出たらダウンロードし、出なかったら「Driver」メニューを選択しドライバーをインストールしてロム焼の準備をします。

4.Xiaomi Mi 11のボリュームダウンと電源ボタンを押してFastbootモードで起動しUSBケーブルでPCに接続し端末を認識させます。

5.解凍したROMファイルのフォルダを選択すると画面下に「〇 clean all」「 〇 save user data」「 〇clean all lock」の選択肢がありますが、そもそも全てリセットするのだからデフォルト設定の「〇clean all lock」を選択して書き込みましたが、これが大間違いでした!

5.この「clean all lock」選択が悩ましい一日となり、fastbootの繰り返しなどの、いわゆる文鎮化の症状が発生し正直焦りました、電源ボタンを長押ししたりいじっていると「Fastboot」画面が出現したので、今まで使用していたEU ROMに書き戻そうとすると、何度となく見た画面と違いERRORの赤い文字が連続して出現しROM焼きが出来なくなりました!そこでネットをくぐってみると原因はブートローダーがアンロックしたのが原因であることが判明しました。

6.ブートローダーのアンロック解除
ブートローダーのアンロック解除にはMi Unlockを起動してMi AccountにEmailでサインインします。

サインインしてFastbootした端末をPCに接続しアンロック解除の作業を実施しました。

7.アンロックを解除したら、端末が再起動してMIUIのロゴが表示され5分経過すると何事もなかったように初期設定画面が出現したので言語、アカウントなどの初期設定を済ませGoogleアカウントに保存していたバックアップから復元し、これで4G LTEバンド18,19に対応したグローバル版のXiaomi Mi 11として使えるようになりました。

これで一部の設定メニューが英語のままでなく全て日本語で表示されるようになり何となく得した気分になりました、しかしブートローダーのアンロックを解除するとNFCによる電子決済ができなくなりますが、個人的には前回記事にした超小型端末「Jelly2」のおサイフケータイ「FeliCa」で決済しているので問題とはなりません。
近年、個人的には写真画質を重視しているのでスマートフォンはHuaway P9から中華製ばかり使用しており、中華製の端末の充実度は目を見張るものがありスマホに関して中華製は「安かろう悪かろう」と思う人はとんでもない勘違いをしていると個人的には思っています。
最近は光学メーカーとのコラボ製品が出始め、シャープがR6のカメラユニット共同開発のうわさ?!や日本では未発売の「OnePlus9 Pro 5G」はHasselbladの画像処理機能を搭載し「Vivo X60 Pro」はZEISSと協業した魅力ある製品があります。
以上、Xiaomi Mi 11を運よく文鎮化から回避できた独断と偏見の記事でした!

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