2022年9月3日土曜日

サブPC事情「Asrok DeskMini B660」

 サブPCとして使用していた4X4 BOX-4800U/JPですがテレキングアプリが動作しないなどIntel製ではなかった色々な不満を持っていましたが、盆に帰省していた東京在住の親戚に、うまいこと売りつけて換装したのが「Asrok DeskMini B660」をベースにしてCPUは12世代の「Core i7 12700」メモリーは「Crucial CT2K16G4SFRA32A DDR4-3200SO 16GBx2枚」システム用のSSD「Samsung 980 500GB」CPUクーラーは「Noctua NH-L9I-17XX-CH-BK」で組み立てサブPCとして使用しています。


今回は「Noctua NH-L9」の冷却ファンをより回転数が高い「山洋電気製標準PWMファン 9cm 25mm厚 600~3150rpm」と交換してみましたが効果のほどは!?


一応CPUのスペックはLGA1700/12(8+4)コア 20スレッド/Eコアベースクロック 1.6GHz (Pコア最大ブースト 4.9GHz)ですがCPUを酷使するx.265によるエンコードでCPU使用率が100%近くなると動作クロックでは3GHz前後をウロウロしています。

それでも「Vegas Pro 20」1080/60p動画のエンコード速度は速く実時間以下で完了し、従来の編集スタイルをサブPCによるカット編集をし、メインPCでNVENCでエンコードするスタイルを逆にして、サブPCで画質の優るx.265でエンコードするスタイルに変更しました。しかしCPUを酷使するエンコードは定番のNoctua製クーラーといえどCPUの温度は室温30℃でも85℃以上にはなりませんがバックパネルやケースの発熱が気になりエンコード中にQuickCPUでPCのデータを監視すると問題になるような発熱量ではありませんし、ファンの音も全く気にならないレベルで静かです。

Noctua製クーラー


風量の多い「山洋電気製標準PWMファン 9cm 25mm厚」を固定する長いネジがないので片方を短いネジで固定ました。老婆心ながら基本的なことでクーラー本体を90度回転して取り付けると排気の流れが横から前後になりメモリーとバックパネルに排気がもろに当たり排気効率が悪くなりPC内部に熱がこもりそうです。


「Vegas Pro 20」で同一プロジェクトをエンコードするとファンの音は少し気になるレベルでもこの音は、きっと冷えていると思わせる心強い音ですが、CPU温度の冷却結果は変わらない・・・

山洋電気製標準PWMファン

風量が増してもことCPU冷却に関しては効果は変わりませんがケースやバックパネルの冷却には明らかに効果があることは間違いないので自分を慰めるしかありません・・

定番のクーラーメーカーはファンやラジエターの高度な設計技術に脱帽しました。

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