2019年12月17日火曜日

Vegas Pro 17 387にアップグレード

今年度から町内会の班長の出番が回り、配布物の依頼、回覧板の配布など何だかんだ用事に追われているうちに師走になりました・・

Vegas Pro 17もBuild387に4回目のアップグレードです。機能の追加とバグ修正が頻繁に行われていますが、国内代理店の日本語版ではこれらのアップグレードは期待できないので、期間限定の叩き売りでライセンスを入手して、少し小細工して最新のアップグレードで日本語で使用できるための手順をまとめてみましたが、あくまで個人的な環境で実践したもので、例により自己責任の範疇です。


STEP1 Vegas Pro 17の入手
ソースネクストのマイページから日本語版をダウンロードしてインストールしライセンス認証を済ませておきます。

STEP2 ヘルプファイルの保存
Vegas Pro 17のヘルプファイルは「C:\Program Files (x86)\VEGAS\Shared Plug-Ins\Help Files」にインストールされており「mchammer_x64_jpn.chm」「PluginWrapper_jpn.chm」などの日本語ヘルプファイルを別のフォルダにコピーしておきます。
これは、本家のライセンスで購入し日本語化したケースでヘルプファイルは英語になりますが、保存した日本語ヘルプをフォルダにコピーすればヘルプファイルが日本語で参照できます。

STEP3 レジストリの追加
レジストリエディタで下記のレジストリエントリーを追加すれば本家版で認証できないとされているライセンス認証でアクティベーションに成功して日本語版で使用できる事は筆者の環境で確認しています。
また本家からダウンロードしたものでも言語を「Emglish(US)」を選択しインストールしても日本語版として動作します。
下の3行をコピーし
Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_CURRENT_USER\Software\Sony Creative Software\Vegas Pro\17.0\Lang]
"ULangID"=dword:00000411
テキストエディタに張り付けファイル名を「ja.reg」など適当な名前で保存し実行すればレジストリの値が追加され日本語化されます。
STEP4 本家のアプリをインストール
MAGIXのマイアカウントページから「私の製品」に移動し「インストールプログラム」をクリックし「vegaspro17edit_dlm.exe」ダウンロードマネージャーを適当なフォルダに保存し実行し、セットアップ画面で「Emglish(US)」を選択して実行します。

ダウンロードが完了するとインストーラが起動しウィザードでは「英語」を選択すれば最新版Build387のインストールが完了です。

STEP 5 再認証
英語のロケールでインストールしたためVegas Pro 17の起動時に再認証が要求されたら「オンラインで登録/アクティベーション」でシリアルとメールアドレスを入力すれば認証は完了します。

最新バージョンの新機能の目玉は VEGAS POSTとの連携と個人的には感じていますが、以前のバージョンではFXhome社のHitFilm Proとの連携で3Dコンポジット、パーティクルなどのエフェクトなどAE並みの表現が努力次第で可能でしたが、どさくさに紛れてこの機能が消滅していました。
個人的には映像制作につきものである納期と表現の高いハードルをクリアーするためにAdobe様のAEやPhotoshopなどを、長年にわたり人並みに使いこなしてきたつもりでVegas Pro の出番はありませんでした。
VEGAS POSTは現時点では英語版のみですがVEGAS EffectsはモーショングラフィックやVFXソフトいわゆるAE的な存在でVEGAS ImageはPhotoshop的な存在と認識していますが、おそらくFXhome社のHitFilm Proのコラボの一環で開発されたものと推測し、日本語対応は来年1月以降予定で、機能的にもまだまだ発展途上の感は否めませんが、完成の域に達し、うまく使いこなせたらアドビ様のサブスクリプション地獄から解放されるのではないかとも思いましたが、長年の習性から抜け出せないのも事実でしばらく様子見です。

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