2016年8月4日木曜日

久々の野外撮影

 鳥栖署とドローン事業者が連携した孤立者水難救助訓練の撮影の依頼を受けたので収録に出かけました。
佐賀県ではこのような訓練は初めてだそうで、事前に報道資料として訓練内容をマスコミ各社に配布されていたので地元局と福岡のキー局合計3社のテレビ局と多くの新聞各社や大手新聞の支局から取材に来ていました。
以下写真はすべて4Kビデオから静止画で書き出したものです。

 訓練内容は溺れかけた要救護者のもとへドローンで浮き輪を投下して岸辺に引っ張り上げ救助、対岸の孤立者のもとへ救命胴衣をドローンで投下しボートで搬送、孤立者をドローンで捜索して ボートで救出に向かう救難訓練です。
個人的にはドローン事業者との連携でなく警察・消防がドローンを装備して使いこなしてこそ、緊急を要する水難救助に威力が発揮できると考えます。
訓練に使用したドローンは6枚刃でペイロードは10Kgほどありますが吊り下げは2Kgまでで、その他、農薬散布などにも使用しているとのこと、オーナーが言ってましたが趣味で始めたが徐々にエスカレートし今では本業になったそうです。
ほとんどの人は気にすることはないのですが個人的にものすごく気になるのがテレビ局の撮影機材で、地元のテレビ局のカメラマンは市内のイベント撮影中に顔合わせしますが相変わらず1名体制で訓練現場では社内規定でヘルメット着用してビデオカメラはキャノンのXAシリーズでこのビデオカメラは本体にHD/SD-SDI端子を装備しハンドルユニットにXLR入力端子があり、広角26.8mmからの光学20倍のズームレンズで放送局などのニュース取材の現場では理にかなったカメラだと思っています。

地元公共放送はこの程度の取材でも三脚持ちの女性、カメラマン、記者の3名体制で、さすが天下のN○KだけあってビデオカメラはピカピカのソニーのXDCAMシリーズです。
福岡のキー局は音声、レポーター、カメラマンの3名での取材体制でビデオカメラは傷だらけのパナソニックのDVCPROHDカメラコーダーでいまだにテープ収録で九州のキー局でも公共放送に比べたら雲泥の差です。
捜索用のドローンはDJIのPhantom 3で送信された映像をHDMIケーブルでモニターに接続していましたが屋外でモニターを見るのには厳しいようでした。
Phantom 3は10万そこそこで4Kサイズで空撮ができるドローンで個人的にも欲しい機材ですがいかんせん手軽にに飛ばせるご時世でもないのと空撮の需要もないので手を出していません。
DJIはPhantom4Osmoなど思わず欲しくなる商品をリーズナブルな価格で出しており、そのうち4K60Pにても対応したらポチりたくなる商品です。

その日の夕方のローカル枠のニュースで放送されていましたが 地上波で送られた映像と、4Kで撮影した映像と見比べるとやはり情報量の差は歴然としおりSDからHDになったときのようにフォーマットの差はいかんともしがたい感じがし単なるHD収録と映像と4K収録HDコンバートと比較しても明らかに情報量の差が出てしまいます。
久々に大汗をかいた撮影になりました!

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