2015年11月23日月曜日

Compute Stick CSTK-32Wについて

 Windows 10のメジャーアップデートBuild 10586が正式にリリースされたので、すべてのPCをアップデートしました、メジャーアップデートといえば聞こえはいいのですが、日本語版で音声アシスタント機能コルタナ(Cortana)が実装され、何かと問題があったWebブラウザー「Microsoft Edge」の不具合修正、UIの改良、起動速度の向上などで、Windows 10に関しては無料アップグレードだから文句は言いませんでしたが、プレビュー版をつかまされた感じがしており個人的には見切り発車の完成形と思っています。

 コルタナ(Cortana)もちょっとだけ試し「明日の予定は?」でカレンダー「今日の天気は?」で天気予報と現況が「Excel起動」でExcelが起動表示されそこそこ使えます。
しかし、Androidの「Google Now」の賢さを知るものから見たらまだまだ見劣りし、窓使いとして今後の更なる機能アップに期待しています。

 音声認識は時々、意図としない変換がされますが、認識の精度はかなり高いと感じますが、まだまだ「Google Now」のほうが一枚上手のようです。



 前回の記事でCompute Stick CSTK-32Wについて少し触れたところ購入を検討しているので、実のところどうなのか紹介してほしいLINEメッセージがあり、この際、参考になればと考え独断と偏見で使用感を書いておきます。
  新ジャンルとして注目を集めるスティック型PCはマウスコンピューターから2014年末に「m-Stick」が発売され初回出荷分が数時間で完売し、追加出荷も即日完売となり、あちこちのメーカーから同様のコンセプトで発売されスティック型PCは静かな人気商品となりました。

 スティック型PCは本体をディスプレイのHDMI端子で接続するだけでWindowsのデスクトップが使用出来る手軽さに加えMicrosoft Windows 10のパッケージ版以下の価格でWindows OSが実質無料の低価格が人気の秘密かもしれません。このようなコンセプトにPCが出現することなど数年前までは想像もしておらず、相変わらず新しい物好きの性格は直っておらず、Intelのネーミングにつられて、ついついポチってしまいました。

 主な使用目的は会計ソフト、MSオフィス、DVDレーベル印刷、YouTubeなどの動画サイトやテレビ番組の視聴、ブラウジング、LINEなどレンダリングを伴わない軽作業などに映像制作用のスペックオーバーのPCで無駄に電力を使うこともないと考え使用しています。

 正直6コア12スレッドで動作周波数4GHzオーバーの世界を知るものからしたら4コア4スレッドとはいえ最大1.83GHzでわずか2GBのメモリーで、インストールしたアプリのレスポンスにストレスを感じないといえば大嘘になりますが、PCの世界は値段相応の仕事しかしてくれませんが、この価格のPCに軽作業とはいえサクサク感を求めるのも酷な話で、ある程度は割り切っていますが、ちゃんと目的の仕事はこなしてくれるので映像制作以外の目的ではこればかり使用しています。
 逆に Windows 10はこんな低スペックでも何とか使えるので案外軽いOSなのかもしれず買って損のないPCだと思います。

■ 高速SDカードは不要
 最近のSDカードは飛躍的に転送速度が速くなりビデオ撮影した映像をHDDに転送時に恩恵を感じるのですが、このPCのMicroSDカードの転送速度はリード23MB/s、ライト18MB/s程度でそれほど早くないのでクラスの低いカードで十分だと感じます。

■ USB2.0ハブは必要
  個人的な用途ではプリンター、マウス、SDカード、テレビチューナーなど接続するのでUSBハブは必要でBlu-rayドライブやHDDを接続すると電力が供給できなくなるのでバスパワー対応のハブを使用しています。

■ キーボードは必要か?
 PCとして使用するのであればマウスは当然必要になりますが文字入力はタッチキーボードがあるので何とかなりますが、スティック型PCは持ち歩くので紛失した場合に情報の流出を避けるためパスワードで保護する必要があり起動時のサインインでPINコードやパスワードを入力する際はどうしてもキーボード必要になります。
せめてサインイン時にもタッチキーボードが表示できたらキーボードは不要になるかもしれません。
 このサイズに普通のキーボードを持ち歩くのもコンセプトに反するのでEwin製ミニ Bluetooth キーボードを使用しておりタッチパッドを搭載しておりマウス不要でバックライトまでついており 無線 USB レシーバーも付属しているので最初のセットアップにも使用できます。

■ スマホとBluetooth接続
 ガラケーを使用していた頃にブライダルビデオの撮って出し現場のPCはネットとオフラインになりTMPGEnc Authoring Works 5の定期ライセンス更新で跳ねられ起動できなくて慌てた経験があり、出先でもネット接続の必要性を痛感したことがあります。
 今時のスマートフォンには ディザリング機能といってスマートフォンをアクセスポイントとして、モバイルWi-Fiルーターと同様に、スマートフォンを所有しサービスエリア内であればインターネットに接続ができる訳です。

 接続方法はBluetooth、Wi-Fi、USB経由でPCとスマホを接続できますが転送速度は遅くなりますが電力消費が少ないのはBluetoothとされスティック型PC(Windows 10 Home)とスマートフォン(Android5.1.1)のBluetooth接続についてメモ書きです。

 タスクバーアイコンの 「Bluetoothデバイス」をダブルクリックしてデバイスの Bluetoothを選択します。

 スマートフォンは「設定」「Bluetooth」を選択して「ON」しておきます。

 PCにスマートフォンの両方に準備完了のデバイスが表示されたらベアリングを実行します。

 パスコートがスマホとPCに表示されたら両方のデバイスで「はい(Y)」を押したらベアリング完了です。

 スマートフォンの「設定」「もっと見る」「デザリングとポータブルアクセスポイント」を選択して「Bluetoothデザリング」をオンにします。


 PCの「コントロールパネル」または「タスクバー」のネットワークアイコンを右クリックして「ネットワークと共有センター」を開いて「アダプター種類の変更を」クリックすると「ネットワーク接続」が表示され「Bluetoothネットワーク接続」が表示されるのでダブルクリックして開きます。

 Bluetoothで接続したいデバイスを右クリックして「接続方法」「アクセスポイント」を選択したら接続完了です。

 またPCとUSB接続したらUSBデザリングが選択でき充電しながらネット接続し長時間の使用に重宝しそうでUSB接続はイーサーネットとして機能するはずですがプロトコル不足エラーが出てうまくネットに接続できなかったり「ネットワークと共有センター」がフリーズしたりしてUSB接続はうまく動作しません。

 以上、Bluetooth接続の手順を忘れないためのメモ書きです。

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