2016年5月20日金曜日

「Intel Compute Stick STK2mv64CC」セットアップ編

 前々回の記事で紹介した「Intel® Compute Stick STK1AW32SC」ですが、知人に、いろいろ機能を説明していたら机上をすっきりさせたいので、ぜひ譲ってほしい申し出があり、2日ほど待ったら新品を納品すると言いましたが、その2日が待てないらしく無理やり購入価格+1万円で持っていかれました・・・何で人の所有物を欲しがるのだろう?

 このスティックPCは仕事場と家庭で結構重宝していただけに、新たに入手する必要が出てきましたが、正直言って、4K動画再生はコマ送り、ブラウジングも重たいページは表示されるまで少し我慢を強いられ、もう少しパワーとメモリーが思っていたので、この際ワンランク上のインテル® Core™ M プロセッサー、ストレージ64GB、搭載メモリー4GBの「Compute Stick STK2MV64CC」に物欲が出ましたが、国内では販売されておらず、数か月待てば国内で入手できるのに・・知人と同じ穴の狢(ムジナ)かも、今!入手するには個人輸入でニューヨークの取引実績があるショップで価格も送料込みでTotal $548.00を酒の勢いでポチってしまいペイパルで決済を済ませました。
 冷静に考えると、この機種はOSなしでこの価格は微妙な価格設定で、高い買い物かもしれません!?高いとみるか安いとみるかは人それぞれで・・以下、人柱的なレポートです。


◆ 開封の儀
 ネット上の商品レポートでよく見かける「開封の儀」をブログで紹介したことはありませんが、商品を開封する際には必ず、本体、同胞品、アクセサリーなど必ず開封時にデジカメで撮影して残しています。
それはオークション出品、初期不良の対応、スマホやタブレットなどは、との製品のACアダプターだったか訳分からなくなるので開封時には必ず撮影しています。今回は日本では、まだ発売されていないので特別に貼り付けておきます。

 ACアダプターはUSB3のHUBを兼用しているために従来のUSBとは互換性がなく(USB3.1 Type-C)??大きくて長い電源ケーブルが付属しており、このケーブルの大きさと長さがスティックPCの価値をなくしてしまっているような気がします。

◆ Windows 10 pro 64ビットインストール
 OSはWindows 10 pro(x64)インストール用のSDカードを本体にを取り付けて、キーボードはインストールに必要でACアダプタのUSB3端子にマウスとキーボードを挿してインストールしました。

 Windows 10 proのインストールが完了してもWi-Hiなどのドライバーを認識しておらずネットに接続できません。

 そこで予めインテルのサイトからダウンロードしておいたチップセット、グラフィックなどのドライバーをインストールして再起動するとWindows 10 proが正常に使用できるようになりました。

 Windows 10 Proのライセンス認証は、余っていたWindows 8.1 proのプロダクトキーで問題なく認証が通過し基本OSのインストール完了です。7月まではWindows 7・8のプロダクトキーでwindows 10のライセンス認証は通過しますが、8月からはどうなることやら?どのみちアップグレードライセンスはこのPCしか使用できないので裏面にプロダクトキーのシールを張り付けておきました。
本体にはUSB3端子は1か所でACアダプターに2か所USB3端子があるので、2台の外付けHDDを装着しましたが電力不足になることなく正常に動作します。

 Windows エクスペリエンス インデックスのスコアーを測定してみると、2コア4スレッドなりの数値です。
 ちなみに保存していたCompute Stick STK1AW32SCのスコアーは、やはりグラフィックの性能がかなり劣りこの差と32ビット、64ビットの違いで体感的な速さの差があるのかもしれません。
それにしても、このサイズでこれだけの数値が出るのだから驚きです。

 
本日は、これにて時間切れになりましたが、ディスクトップPCの電源ケーブルより太くて長いケーブルは返す返す残念で、そのうち細いケーブルの登場を期待したいと思います。
 少し使った感じではCompute Stick STK1AW32SCと比較すると、やはり64ビットOSとメモリーが倍増した分、格段にストレスが少なくなっていますが、今後、ソフトウエアをインストールして使用感をレポートしてみたいと思います。

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