やはり違和感
清原元プロ野球選手の保釈で異常なまでの報道陣の数と車両を数十台のバイクとヘリからの追跡シーン、更に逃げ出したシマウマの一部始終をこれまたヘリの映像を含めて熱心に報道するメディア?これを見て違和感を覚えてしまいます。
何度も書いていますが、どうでもいいことに全力を挙げて取材するメディアや発言者の意図を無視しての「言葉狩り」などメディアの体質は普通の感覚からしたら何か的外れた感じがします。
◆ 同じ商品の価格差
前回の記事で「LUMIX DMC-GX8」について書きましたがPanasonic在中国の工場で生産された同じバッテリーの値段が2倍の価格差について取り上げましたが、このバッテリーもライカ Q用 バッテリー BP-DC12とLICAブランドと名乗ると1万円オーバーとなってしまいます。
「LUMIX DMC LX100」と実質、レンズとメカは同じでライカの赤いエンブレムを付けてデザインを変えた「ライカD-LUX」は16万の高値で販売されています。
ライカ社は、日本の光学機メーカーの規模と比較したら吹けば飛ぶような規模ですが、ブランド力に関しては世界中で強大なものがあります。
中国福建省の工場で製造されたLX100と、外観が異なるだけで日本のどこかで組み立てられ中身は同じ製品と分かっていても、ライカのエンブレムが付いていないカメラでないと嫌だ!と見栄を張ったり自己満足するユーザーもいるのは事実、個人的にもかってライカM6にズミクロンレンズを所持して見栄張っていた時期があり気持ちはよく理解できます。
最近はどのブランドであれ結果オーライの性格に変わり、少しでも安く手に入れる主義になりました。
◆ メモリーカードも同じこと
GX8を入手したためSDカードが必要になり、収録に関しては外部レコーダーなどで逃げ道を準備することなく1枚のカードに記録の全てを託しているために、一番重要な選択基準は信頼性と考えテープ時代から記録媒体には信頼性を重視して相応の負担をしてきました。
その理由は同業者との会話の中で某メーカーのDVテープドロップアウトの話や、SDカードで記録に失敗した話を何度か聞いたことがあり、基本的なことですが記憶媒体は慎重に選択する必要があると考えています。
SDカードに関して大は小を兼ねることはできず、スマホ、GoProなどでも使用できるmicroSDのほうが汎用性が高く、SDアダプターで小は大を兼ねるため64GBサイズのmicroSDXCメモリーカードを選択し評判のサンディスク エクストリーム プロが最適と考えましたが、日本国向けのパッケージはアマゾンでも13,800円もする代物です。
同じくアマゾンで販売されているカードの中国パッケージのカスタマーレビューにUSB2とUSB3の区別が出来ないケースやスマホの転送速度のスペックも理解出来なくて悪い評価も見受けられますが、本物であればどこで販売されようが機能は変わらないはずで、国内保証は受けられませんが現在使用中の東芝、サンディスクの中華版SDカードも正常に記録できており何の不具合もないので、同じ予算で2枚も購入できるので、中華版をポチってしまいました。
配達されたのは店頭で見かけるパッケージと同じで何で中国向けの商品が安くなるか不思議で、逆に日本国内向けが高額な価格設定になっているのかもしれません。
4K動画を100Mbpsで記録するには30MB/秒(240Mbps)くらいの速度で十分ですがイベント撮影や撮って出しのクリップをHDDに転送する際の時間の短縮は有り難く感じるものでベンチを計測したら文句なく早いスコアーです。
◆ 4K収録
昨年から動画は4K(2160/30p) で収録するようにしており、4K動画の解像感やサブカメラとして発表会などの固定カメラでステージ全体を撮影し、HDサイズの画面に必要な部分をトリミング、ズーム、パンなどの変化をつけると2カメ収録でもマルチカム的な表現ができます。
4Kの魅力を知ってしまうとHDに戻れないのも事実、新発売で話題のカメラやビデオカメラが4K動画に対応していないと知ると見向きもしなくなりました。
個人的にはパナソニックの4K戦略に乗せられた感は否めませんが、なぜソニーではないの?答えは自慢のコーディック「XAVC」の素材編集の依頼を受けてNLEソフトで編集すると重たい!少なくとも個人的な編集環境ではスペック諸々は置いておき、パナソニックの4K/30pの編集は軽い気がします。
◆ 4Kカメラの課題
デジタルカメラなどで4Kサイズで撮影したら画角が狭くなり望遠寄りになるのはワイド重視の撮影が多いので個人的には気になる点です。ビデオカメラであれば800万画素程度でも文句は言われませんが、デジカメは静止画重視のためイメージセンサーの画素数多く全画素読み出しで4KにダウンコンバートするとCPU処理が間に合わないためにCPU能力の範囲内でセンサーの一部を切り取るために望遠側にシフトすると理解しています。
パナソニックのAG-DVX200に魅力を感じないのは4K/60pで撮影するとセンサーの有効画素1594万の中から871万画素しか使用されないことで選択した記録サイズとフレームレイトによりレンズの画角が変化するのはいただけません。
SONY α6300 ILCE-6300は6Kの情報量をオーバーサンプリング効果で全画素読み出しの4K記録が出来ますが24p止まりです。それでも全画素読み出し4K記録に一筋の光が見えた気がします。
技術の進歩は早いものでパナソニックGH5に関してネットの噂では6K/30pや4K/60pなどの記録に対応しているとか?果たして実態はどうなるのでしょうか?
そんなわけでイメージセンサー全画素読み出し4K記録は現時点ではそれなりの投資をしないと実現できませんが、近い将来は低価格で当たり前の機能になっていることが個人的にも一番望んでいる機能アップです。
以上、例によって個人的な独断と偏見です。
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