2015年10月6日火曜日

最近のAEは


 9月は面倒なプロジェクトをいくつか抱え込みAEとC4Dとの格闘の毎日でしたがやっと一息つきました・・・かなり面倒くさいプロジェクトから解放されて(´▽`) ホッとしています。

 今更ながら感じるのはAEは1トラック1アイテムは仕様とはいえ細かく作りこむと、みるみるトラックが積みあがっていくたびにカット編集した映像が一つのトラックに収まれば随分と効率がいいのではないかといつも感じています。



■ Adobe After Effects最近の傾向
 2000年にAdobe After Effects 4.1を使い始めて14年が経過し、これに関しては何回も書いた記憶があり、所有しているアプリでは一番手強くて、苦労を強いられ、エフェクトプラグインで財布の中身にダメージを与えられ散財したものです。
 まだAE5のころは孫請けでも、AE使いとして、それなりの報酬が得られたよき時代でした。
 今はネット上には教えたがりがウヨウヨいて知ったかふりして解説し、安価なテンプレートが出回ているので、ますますオリジナル性が求められる上に、AEのプロジェクトといえども単価が安くなって困っています。
  それでもクライアントに喜ばれ苦労が報われた思いも数多くあり、C4D同様、いまだにゴール見えていない奥が深いアプリケーションです。
そのせいで、特別な思いがあるので単体パッケージを捨てきれず棚の上に飾りで並べています。

 AEを、ある程度場数を踏んで使い込んでいくとCMやテレビ番組のOPや映画の表現手法の手の内が見えてくるもので、手も足も出なかった表現手法に手が届き実現出来るようになると、ローカルの下品なCMなどをどこか見下してくるようになり、Sapphireのパラメータくらいは追い込んで調整したら?飽きもせず、まだこんなエフェクト使っているんだ!なんてこと思ったりします。
 個人的なポリシーは使用したエフェクトは、もちろん一般のクライアントは、何のエフェクトを使用したか知る由もありませんが同業者にモロにばれるのが嫌いで「どこかで見た」このように思われたくない、独創性を持つことはアプリを使用して映像を制作するクリエータのに与えられた永遠の課題だとも思っています。

3Dという言葉に過剰に反応しなくなった
最近はフラットでシンプルな表現が好きになりましたが、ガラスボタンが流行の頃はバカみたいに、ここ一番のタイトルなど3Dライクな表現に拘っていた時期があり、バージョンアップの度に3Dエフェクトプラグインが避けて通れないので2004年9月から一番世話になったのは3D Invigorator PROでパラメータ調整前に「CTRL+S」の癖まで身に着けさせたプラグインです。
 最近 Element3D V2.2 がクレーマー氏の巧みな話術で標準みたいな風潮で、これがあるから使わなかった5グループの制限の解除、シャドー、デフォームなど新機能が追加され3Dアプリのあるべき姿に近くなり、シネウエアとAEの連携は確かに素晴らしいのですが動作が非常に重くレンダリングも気が遠くなるような時間が必要ですが、Element3DはVer2からCinema4Dのファイルがマテリアルを含めて読み込め、その上に動作も軽快でレンダリングも早いので重宝しています

 次回はElement3DはVer2でCinema4Dの扱いの肝について気が向けば触れたいと考えています。



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