2015年9月25日金曜日

撮って出し

 平和安全法整備法案、国際平和支援法案が可決しました・・反対集会が各地で開かれ国会前では大騒ぎ、相変わらず半日マスコミは反対に徹した偏向報道ばかりでウンザリします。
 果たして反対集会に出かける人の何パーセントの人が法案の細部を熟読して、この法案はマズイ!と思い出かけているのでしょうか?
「数の力があれば何をしてもいいのか」と批判していますが、審議を経て提出された法案を採決するのは国会の場であって、国会議員は選挙で国民から選ばれて国民の代表として多数決で採決をして立法します。「数の力」を否定するなら議会制民主主義は成立しなくなります。



 「放送法」はテレビ局に「政治的公平」を求め義務化されているのにもかかわらず、この国のテレビ局は国会前の反対集会などを反対の論調を繰り返して放送しており賛成派集会などを全く無視して、やはり日本のメディアは異常ですね。
 しかし今は中学生でもネットにライブ配信ができる時代で情報入手のソースがテレビ、ラジオ、新聞(今では一番遅い情報ソースで新聞でなく旧聞)ではない時代であるとメディアは認識すべきだと思います。

◆ 撮って出し

 結婚式や披露宴にケチが付くとその後の夫婦生活にロクなことはないので関係者は神経を使い、個人的にもケチがつかないように万全の準備をして「撮って出し」に対応しています。
 司会者に聞いたら何度かオーサリングが間に合わないので進行を遅らせるよう依頼された事があったそうで何処の会場でもよく聞く話です。
 久々、ブライダルの「撮って出し」で編集を担当し、いつもは撮影と編集を一人でこなしてバタバタしていますが、撮影はカメラマン任せで編集作業に専念が出来て余裕がありましたが、個人的には編集のことを考慮して撮影するのでワンマンオペレートが好きです。


 今回も方針として無駄なアイテムなどで映像に格好つけたり、映画やドラマみたいにアングルやスライダーで小細工することなく視聴者の心理を考慮して「人・人・人」の物語で構成しストリーを重視した編集で仕上げて上映しました。
 やはりこの手法が高視聴率で一安心!司会者から「子供がハマって見てますよ・・」と褒めてもらい個人的には自分の脚本が間違っていないと確信しました。
 「ブライダル」映像と「撮って出し」の根本的な違いは見る立場が異なっており「ブライダル」は当事者で「撮って出し」はゲストなおかつ「全員がエキストラ」で自分の姿は一瞬で判別できることを意識したカメラワークが必要だと思っています。
5分前後のクリップに、限られた時間内に、いかにテンポよくストーリ性のあるシーケンスとカットを並べるか?毎回反省の繰り返しです。
 何度も前のブログに書いていますが、この映像は、だれが見る? のかを意識しないで映画、ドラマ、ニュースの撮影手法を真似しネットに自慢げにアップロードしてある映像で、スライダーやクレーンなどを駆使して作品としての完成度は高くても、面白味に欠けるのが散見され、ある意味見る人から見たらつまらない作品かもしれません。


 個人的にも状況に応じて色々な視点を考慮して撮影しており、例えば花嫁の手紙のシーンで花嫁のドアップは新婦から見たら「ドアップは要らない!」新郎から見たら「俺が映っていない!」となりニーズにかなっていません。
 個人的に嬉しい褒め言葉は「何度も見ました」この言葉の重みを追及する作品作りを常に目指しています。
  4K収録するようになり情報量の多さに圧倒されると同時に、何か撮影方法も根本的に変えなければいけないと思う今日この頃です。

 シネマフォントを使用してテロップを流したので、司会者から非常に読みやすいとのこと、いつもは名前が読みにくいらしく、よそ様のやることだから、どうでもいいことですが 一体?何のフォント使用しているのでしょうか?


映像に目の肥えた司会者からオープニング・プロフィール・エンドロールの映像の出来栄えをお世辞かもしれませんが褒められ、正直、悪い気はしませんでした。
 やはり思いを込めて編集した映像には、何か伝わるものがあることを実感し、更なるステップアップといきたいところですが年を重ねるごとに感性に磨きがかるどころか落ちていく悲しい現実です。

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