2023年1月21日土曜日

パソコンCPU動作周波数が上がらない!

 年明けからカスタマイズパソコンの3台分の注文を建築関連の設計事務所からいただき、要望に応じて有難く組み立てた基本構成は要望に省スペースでそれなりの性能を兼ね備え小型ながらディスクトップPCのCPUが装着できる「Asrock DiskMini B660」ベアボンをベースに構成したパーツや基本OS等はCPU:Core i5 12600 BOX、SSD 500GB: M.2、SODIMM DDR4 PC4-25600 8GB 2枚組に基本OS(Windows 11 Pro、Ofiice365をプリインストールし納品しました。


 筆者のサブPCも「Asrock DiskMini B660」にCPU:Core i7 12700 BOX、SSD 500GB: M.2、SODIMM DDR4 PC4-25600 16GB 2枚組で構成しており映像のエンコードに使えそうな仕様ですが、最近やたらエンコードに時間がかかる、これはCPUの動作周波数が上がらないのが原因でした。

最初に疑ったのはマザーボードで、幸い納品前の同じ3台のベアボンがあるのでお借りしてCPUとSSDを組み込んで動作検証しても変化なしで、もしかしてCPUが原因か?と疑いインテル・カスタマー・サポート - サービスにサポートをお願いして得られた回答の引用を失礼します。

回答1:「ご利用CPUファンのメーカーと型番を教えいただけますでしょうか。」

これはCPUの温度が上がれば保護回路が働いて動作周波数を制限しますが、冷却には気を使っているので問題ないと考えました。

回答2:「Windows設定>システム>電源とバッテリー>電源モードのところは「トップクラスの電力効率」に設定されましたでしょうか、もし「バランス」に設定された場合では「トップクラスの電力効率」に変更お願い申し上げます。」

灯台下暗し・・普段は映像制作よりパソコンやスマホのサポート業務に力を入れ始め何度か「どや顔」したくなるようなサポートがありましたが基本OSの電源設定を全く疑わなかったことは実に恥ずかしい限りです。
このPCはWindows Insider Programの先行版を使用しているために電源オプションが勝手に変更されたために起きた現象でWindows設定>システム>電源>電源モードは「電源節約モード」になっており、このメニューでは電源モードの変更はできなくなっています。

電源メニューの変更は、スタートメニュー>全てのアプリ>Windows ツール>コントロールパネルで電源オプションを選択しプラン設定を変更します。

電源オプションを開くと省電力モードになっており、これがパフォーマンス低下の原因でした。

電源モードは「バランス(推奨)」だけが「システム」の「電源」で電源モードの選択変更が可能になります。

ちなみに「QuickCpuScheme」メニューはWindows Insider Programの機能みたいでよくわかりませんが、このモードで試したところ省電力モードと同じような感じで「Quick CPU」でベンチマーク測定中に動作周波数を確認するとパフォーマンスのPコアの動作クロックは1.5GHz程度で省電力モードと変わりません。

現在選択しているのは電源オプションは「バランス」電源メニューは「トップクラスの電力効率」「最適なパフォーマンス」もベンチで試しましたが大して変化がなくエンコードばかりに使用しているわけではないので「バランス」を選択しています。

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