アドビ様から「Adobe Premiere Pro CC 2019」がリリースされ相変わらず新機能を追加して進化・退化を繰り返し攻めたててきます・・今回は旧バージョンをインストールしていたらサイドパーティーエフェクトなどは新バージョンインストール時にフォルダなどの環境を移行してくれるのでとりあえず1セットアップグレードして様子見ていますが悲しいかな出番がありません・・・
一方、本家の「Vegas Pro 16」も2度目のアップデートで「Build307」になりアップデートの履歴は「C:\Program Files\VEGAS\VEGAS Pro 16.0\readme」フォルダの「Vegas_readme.htm」に記載されおり読んでみると、今回は主にメインタイムラインとストリーボードに機能が追加され、バグ修正も前回の10項目から40項目にわたって修正されています。
以下、あくまで個人的使用目的とお断りした上で「ファイルから字幕を挿入する」この新機能を使って「SRT」ファイルを読み込んで字幕が作成する一連の手順です。
字幕のファイルとしてのSRTファイルはテキスト形式で1行目に番号、2行目に表示開始時間 --> 表示終了時間、3行目に表示文字、4行目以降に改行で構成されており、SRTファイルはWEB上に様々な言語であふれかえっておりタブレット端末などに映像に字幕を入れたものを密かに個人的に楽しんでいます。
映像にSRTファイルから字幕としてテキストを挿入できるのは、筆者の環境では「TMPGEnc Video Mastering Works 6」のみで重宝していましたが音声と字幕の位置がずれているケースでの修正が厄介でNLEソフトのタイムラインに「SRT」ファイルが読み込めたら有難いと思っていただけに「Build307」による機能追加は重宝しそうです。
ダウンロードしたSRTファイルには太字<b> 文字 </b> 、斜体 <i> 文字 </i>などが記入されているものがあり「Build307」では書式とは認識せず単なる文字として表示されるのでメモ帳などで読み込み<i>文字の範囲を指定し「編集」「置換」の「すべて置換」で一気に消去します。
「Build307」を開いたら「タイトルおよびテキスト」の「字幕」プリセットを選択し映像トラックに配置します。
字幕テキストを選択してフォント、サイズ、位置などを指定して適当な名前を付けて保存します。
「挿入」「ファイルから字幕を挿入」を選択します。
SRTファイルを指定して保存したプリセットを選択し「OK」を押したら字幕ファイルが映像トラックに配置されます。
映像トラックに開始・終了時間どおりに字幕が配置されおり映像と音声をトラックに配置してレンダリングすれば自分観賞用の映像の完成です。
以上、Vegas Pro 16(Build307)新機能の字幕の扱いについて触れましたが、しつこいようですが個人で楽しむことを前提にしており、タイムラインでSRT字幕ファイルが扱えて字幕の位置がまとめて変更できるのは有難い機能追加です。
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