2016年2月20日土曜日

Windows 10 クリーンインストール

 テレビの報道番組などで見ると「・・・・について専門家は!」 元・・検事、警察官、官僚などのOBが一応言葉を選んで知ったふりして解説させて自分たちの言葉では言いません。
さらに耳に刺さるのが「有識者」逆の見方をすれば普通の人は「無知」と言ってるように聞こえ、放送関係者以外が撮影したニュース映像は「視聴者」になり何様のつもりですかね・・



◆ Windows 10 クリーンインストール
 我が家で使用しているPCはSSDをシステムにしているので10秒もあれば起動していました。しかし、電源を入れてWindows 10のロゴの下のリングが30回以上回転してHDD速度並の時間でやっと起動する不具合が発生し、起動してしまうと問題なく動作するものの起動時間がかかりすぎるのは少し問題で、これではSSDを装着している意味がありません。
 この種のトラブルはハードとソフト両方疑う必要があり内蔵HDDや光学ドライブなどの不具合も起動の足を引っ張る場合があり、今回の見立てはハードに問題なさそうで、ソフトウエアの問題と判断し「Windowsキー」+「X」で表示される「イベントビューワー」でログを見ると多数のエラーがきろくされており、原因を特定しようとしましたがエラーの内容がイマイチ理解できません・・・
 このシステムはWindows 8.1から10、10th2と二度にわたりアップグレードしたもので構成がゴチャゴチャになっているのも確かで、わけのわからないケースの特効薬はやはりクリーンインストールが一番と考えて実行した内容の記録です。

◆ インストールDVDの作成
 Windows 10に一度アップグレードするとクリーンインストールしても自動でライセンス認証されてPCが壊れるまでWindows OSが使用できます。
マイクロソフトのアップグレードサイトから「 MediaCreationTool」をダウンロードしてDVDインストール メディアを作成するには同ツールを実行し「他のPC用にインストールメディアを作る」「言語、アーキテクチャ、エディションの選択」「ISOファイル」と進みISOファイルをHDDに保存し、エクスプローラでISOファイルを選択し右クリック「ディスクイメージの書き込み」でインストールDVDを作成しクリーンインストールしました。

◆ インストール後の手順
 インストール後は自分なりに使いやすいようにカスタマイズする必要があり以下、インストール後の手順をまとめたもので、あくまで我流で勝手な思い込みでマネしないで下さい。

 ◇  休止状態を無効にする
  パソコンを休止状態にする際、メモリ内のデーターをシステムドライブのハイバネーションファイル(hiberfil.sys)に保存するための予約領域となり、これが結構ディスクスペースを消費しSSDは数秒でWindowsが起動するので休止状態にする必要性を感じないのでハイバネーションファイルは削除しています。
「Windows」キー+「X」を入力して 「コマンドプロンプト(管理者)」を選択しコマンドプロンプト上で「powercfg /hibernate off」を入力し休止状態を無効にしました。

 ◇ 電源オプションの変更
 休止状態を無効にしたついでに、ある程度パフォーマンスが必要な環境につき電源オプションを変更し「詳細な電源設定変更」で「高パフォーマンス」を選択し必要なオプションを択しました。

  マウスの設定
 マウスポインターは標準のままで「ポインターオプション」タブの「動作」の「ポインターを自動的に規定ボタンの上に移動する」にチェックを入れています。

 フォントのインストール
 フォントはクラウドスペースに書庫にして保存し、HDDドライブにフォントフォルダを作成して、必要なフォントをまとめて保存し一括してインストールしています。
 フォントを保存したフォルダに移動し「Ctrl」+[A]ですべてのフォントを選択し「右クリックメニュー」でインストールを選択します。


◇ テンポラリーフォルダを別ドライブへ変更
 環境変数の一時フォルダはAdobe After Effectsのディスクキャッシュ、アプリのインストールのセットアップファイル、アップグレード、ログの記録などのファイルの一時置き場ですが放置しておくとディスクスペースを圧迫するフォルダで、容量の十分なHDDにテンポラリーフォルダを移動しています。
「Windows」キー+「X」を入力して 「システム」を選択PCの情報表示させ左上の「システムの詳細設定」で「システムプロパティー」画面下の「環境変数」を選択します。
「環境変数」の画面で「TEMP」「TMP」を「編集」をクリックし「d:\temp」などに変更します。
環境変数をシステムドライブ以外のドライブに変更すると動作しないソフトがあり注意が必要で、アドビ関係では「Adobe Encore CS6」は管理者権限でなければ起動できません。

 ◇ ページファイル
 ページファイルはWindowsが32Bit時代は使用できる物理メモリーが限られHDDなどを物理メモリー代わりに使用し、パフォーマンスを上げるためにメモリーは最小値と最大値を同じ容量を確保してパフォーマンスを上げていた時代がありました。

 今やWindowsは64bitが一般的になり、かっては重たいといわれたアドビ様のソフトも64Bitになり物理メモリーの消費量と相談してレンダリングや動作をしており個人の環境では32GBもあればベージファイルは不要と考えます。
 ベージファイルを削除したら不具合が出るような記述を見かけ、使用環境にもよりますが、それなりのメモリーを搭載しておけは問題ないと考えており、実際に無効にしてもシステムエラー時の「エラー報告の記録が出来ない」つまりエラー報告のバックアップを保存できない警告で、32ビット時代の「システムが不安定になる」警告は表示されません。

 ◇ QuickTimeのインストール
  QuickTimeプレーヤーはなくてもQuickTimeラッピングファイルは再生できる時代ですが、QuickTimeがないと映像関連のソフトは何かと動作に問題が出るため必ずインストールしなければなりません。
 現在のQuickTimeバージョンは 7.7.9でご存じのとおり前バージョン7.7.8はWindows 10にはインストールできませんでした、そこで7.7.6をインストールして新バージョンにアップグレードするなどの対応が必要でした。

◇ ADVANCED Codecs for Windows 10/8.1/7
 Shark007からADVANCED Codecs」をインストールすれば、とりあえず様々な映像コーデックやラッピングを再生できるようになります。
インストール時に余計な承諾をすると妙なアプリがインストールされるので注意が必要で特に変な中華アプリでもインストールしたら面倒なことになります。

◇ CCleaner
 不要なレジストリエントリーや不要なファイルの削除するツールは、数多く存在していますが、個人的にCCleanerが使い慣れているので使用を継続しています。
クリーナーの削除リストの「拡張設定」の環境PATHにチェックを入れると環境変数の一時フォルダtempフォルダの中から不要なファイルを削除してくれます。

さらにアドビユーザーは「削除指定ファイル/フォルダ」にもチェックを入れておくといいでしょう。
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Adobe\Common\Media Cache Files\
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Adobe\Common\Media Cache\
 以上、Windows 10 クリーンインストール後の田舎おやじの幼稚な基本手順を、話題に事欠いて恥ずかしげもなく書き込みしました。
 本当の試練は、この後にアプリのインストール伴う諸作業が待ち受けていますが、これを書いたらキリがないので省略します。

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