2016年2月1日月曜日

節分

年が明けたと思っていたら早いものでもう2月です。
  2月といえば節分で、これは二十四節気一つで、各季節が変わる日を「四立」と称し、立春、立夏、立秋、立冬の前日のことです。
特に立春は年の変わり目となり、この日から申(さる)年となり、来年の節分までに生まれた人が申年生まれになります。
 この日には「福は内、鬼は外」と豆を撒いて厄除けを行うのが一般的でしたが、近年、節分の日に、その年の歳徳神が回座した方向を向いて「太巻き」食べる習慣がコンビニなどのキャンペーンが功を奏してテレビでも大々的に取り上げるので全国各地に広まり新たな習慣になりつつあり、販売店の思惑通り経済効果も相当なものだと思います。



 「節分の日に恵方に向かって無言で巻寿司を丸かぶりすれば、この年は幸運に恵まれる?」「そんなわけないだろ!」なんて言ったら実もふたもないので・・
 今年の歳徳神の方角は丙(ひのえ)となり南南東のやや右と言われていますが、果たして二十四に分割された方角の中からどれくらいの人が正確に165度前後の方角を向いて食べているのでしょうか?。
個人的に風水などに関しては、その昔、高価な書物を買いあさり、それなりに勉強もしたせいか人様以上の知識は持ち合わせているつもりで、コンパス、羅径(風水コンパス)も所有しているので簡単に二十四山の中から恵方とされるを丙の方角を知ることができます。

 風水の代表的な流派は時間軸から鑑定する三元派と、山、川、地質など環境から鑑定する三合派が存在し異なる風水コンパスを使用します。
三元派は地盤の方位だけで鑑定しますが、三合派は「天盤(水法)」「地盤(砂法)」「人(坐向)」目的に応じて3種類の二十四方向を使用し、私自身こちらの流派で学びました。

天盤と地盤は微妙に方位角がずれており何も知らないと迷うところですが、一般的には地盤の方位を使用するので磁方位の165度方向を向いて巻寿司を丸かぶりすれば、もしかしたら幸運があるかも?
今年の恵方とされる丙の方角を羅径で見ると、その範囲がかなり狭くなっているのが理解できると思います。
少し大きめのサイズでアップロードしていますのでコンパスをお持ちの方はプリントして緑線と北(子)の方位を一致させたら恵方が簡単に判別できます。

スマホには電子コンパスが内蔵されているのでコンパスアプリを活用して恵方を知るのが一番手っ取り早いかもしれません。


 以上、役に立たない豆知識でした。

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