2016年1月22日金曜日

Windows Phone KATANA 02は

 SMAP大騒動でグループが存続しようが解散しようが、個人的にはどうでもいい話で興味はありませんが、連日テレビのワイドショーでは解散だの存続だの放送し、スポーツ新聞では一面独占で日本国中が騒いでいるようなマスコミの印象操作に何か違和感があります。
個人的に一連の騒動は、みんなでマネージャーに付いていこうと話が出来上がっていたのに一人だけ裏切者がいて話がややこしくなった?こんな見解です。



 筆者の携帯端末は、少しは注目されるようになったもの、いまだ日の目を見ないWindows Phoneを使用しており、前回の記事でふれた「MADOSUMA」を「Windows 10 Mobile」にアップグレードしたら電子コンパスが動作しない不具合が生じ、メーカーに問い合わせたところ、数日後にサポートから電話があり同じような症状らしく原因については不明の回答がありました。
 そこで正常に動作していた10から8.1に戻す手段についてメールで問い合わせの回答をかいつまめば以下のとおりです。

【弊社回答】
 連絡遅れを謝罪 、現時点はWindows10のアップデートは先行配信となりユーザーで8.1に戻すことは出来ない、ご希望の場合は工場での修理対応が必要となる。
なおコンパスの問題については今後ファームウェアの更新にて対応を予定して、詳細(リリース時期、方法)については公式FAQにて順次公開するとのこと。

 Nokiaの端末であれば「Windows Phone Recovery Tool」を使用して簡単に8.1に戻せましたが、こちらでは修理対応!?ここら辺の対応に詰めの甘さを感じます。

 ところで、いまだにガラケーを使用している知人や親類縁者にスマホに移行するように勧めていますが、やはり通信インフラを持つMVOから通信設備を借り入れてサービスを提供しているMVNO、いわゆる格安SIMの存在を知っていても、基本料金の低価格が魅力で移行したくても手続きの方法を知らない人が多いようです。
 ましてや、いまだに『ガラケーで十分』などと言っている人が、何も設定されていないスマホ端末とSIMを入手して、電話帳の移行、アクセスポイントなどの設定で電話の開通、アカウントの作成や入力しアプリをダウンロード、ダウンロード後にアプリの最新版への更新と必要なアプリのインストールやスタート画面の配置など出来るはずもなく、これら一連の作業を少しばかり手数料をいただき代行しています。
 そんなわけで、今回の依頼で、新しい端末を試すいい機会で、Androidスマホを知る人にWindows Phoneなんか勧めたら『なんじゃこれは!』と怒られますがガラケーしか知らない人はOSなんか関係ないのを前提に、フリーテルのアンドロイド端末 「FREETEL MIYABI」 と「Windows Phone KATANA 02」を比較検討した結果、消費電力が少なく無駄なアプリがインストールしていないWindows Phoneを選択してもらいました。
以下、簡単なレビューです。

 Windows Phoneセットアップについてはすでにネットにレビューがあり省略します。
以下の内容は、あくまで2日間だけ使用した個人的見解で正確性に欠ける場合があります。
◆ 外観
 裏蓋を触ってみるとペラペラで薄く「なんだこれ!」と思いましたが、バッテリー、SIMカード、micro SDカードを装着してカバーを取り付けるとヘアライン加工が施されているのと側面がシルバーリングで加工されているので質感の高い外観となり、洗練されたデザインだと思います。並べてみると何か「MADOSUMA」が野暮ったく見えます。
 ◆ アプリ
 5.5インチから4.5インチサイズの色々なスマホを試してはみましたが5.5インチサイズになると確かに使いやすいのは間違いなけど、携帯性はお世辞にもいいとは言えません。
さりとて4.5インチサイズは携帯性は優れていますが、指先が太いので文字の入力は辛いものがあり、5インチサイズは携帯性は季節を問わず持ち歩ける大きさ、文字入力もそこそこでポケットに入れて持ち歩くにはバランスの取れたベストなサイズだと思います。

 ◆ 液晶
  想像ですが「MADOSUMA」と同じパネルだと思いますが、コントラストも高く見やすい画面です。

 ◆ バッテリー
  人様の端末なので実際のところは試すことができませんが、使えば使うほどバッテリーの残量の減りが激しいアンドロイド端末と異なりWindows Phoneはバッテリーの消費がおだやかで2600mAhあるので電話の待ち受けだけなら相当持ちそうです。

 ◆ レスポンス
  ネットをブラウジング中にもたつきでレスポンスが悪いなどの評価をネット上で見かけますがブラウザの反応がもたつくのはサイトからのデータが落ちてこないのが原因で、本体の問題ではなく、アプリにもよりますがレスポンスはいいほうだと感じます。

◆ 音声認識Cortana
  Windows 10の目玉機能の一つは音声認識(Cortana)で日本語に関してはリリースが遅れ認識の精度が気になるところですが、試しにワードで音声入力をしてみたら、思った以上の精度で変換しており、そこそこ使える気がします。


◆ アプリ
ダイアルアプリ
  格安SIMの弱点はやはり1分40円の通話料の高さで、個人的に国内への通話料1分20円(不課税)で利用できる「BIGLOBEでんわ」をAndroid端末で使用していた時期がありました。
しかし固定電話へダイアルすると表示圏外となり「BIGLOBEでんわ」アプリがWindows Phoneにはなく0063の付加番号を付けて発信するために「Easy Dial」を使用していました、ダイアルアプリを使用する理由は電話帳の番号に触れただけで勝手にダイアルし「戻る」ボタンに触れて操作がわからなくなり慌てた経験があり、自分の意志でダイアルするためです。
現在は固定電話に発信しても番号表示される「楽天でんわ」と契約し「Dialer for 楽天でんわ」はアドレス帳の電話番号に付加番号(0037-68)をつけて発信してくれ結構重宝しています。

マップアプリ
 「MADOSUMA」「KATANA 02」のマップアプリは我が家の上を鉄道が走っていた海外版とは違いWindows 10のマップアプリと同じものがインストールされておりカーナビとして使うには少し厳しい感じがしますが、実用レベルになっています。


 しかし渋滞部分が表示されないので、個人的には「gMaps Pro」を使用しており、やはり金をとるだけあってストリートビュー、渋滞表示、アドレス帳の住所から移動経路の複数の経路の候補を表示しそれなりに高機能です。

ビデオプレーヤー
 標準のプレーヤーでも対応したビデオ再生は出来ますが、回転ロックをかけていると全画面再生ができなくなってしまいます。
そこで何らかのプレーヤーが必要になり、有料の「CCPlayer Pro」を使用しておりほとんどのビデオフォーマットが再生できるので重宝しそうです。


やはり電子コンパスが!
 「Windows 10 Mobile」の「MADOSUMA」に関しては冒頭に書いたとおり動作しませんが「KATANA 02」は動作しているものの、電子コンパスのセンサーが衝撃や磁気を持っているものに反応して正しい方位を示さなくなった場合はキャリブレーションといって数秒間8の字を書くように振れば治ります。
しかし、どんなに振りまわしてもキャリブレーションが完了出来ません・・・困ったものです。
◆ MADOSUMAとの比較
 現在、個人で使用している「MADOSUMA」と比較すると、同じような価格帯になりCPUを欲張るとメモリーとストレージをケチり、メモリーとストレージを欲張ればCPUをワンランク落とざるを得ないのが現状かもしれません。
KATANA 02 MADOSUMA
OS Windows 10 Mobile Windows 10 Mobile
ディスプレイ 5.0インチ
720 x 1280
5.0インチ
720 x 1280
CPU 1.1GHz/4コア
Snapdragon 210
1.2GHz/4コア
Snapdragon 410
 メモリー 2GB 1GB
 ストレージ 16GB 8GB

 Windows Phoneに求められるスペックは、それほど高いわけでなく携帯端末に重箱の隅をつつくようなベンチマークなど無意味な気がしますが一応貼り付けておきます。

一通り使用した感想は、どちらを選択しても五十歩百歩たど感じ、普通に使う分には全く支障ないレベルで、後は好みと見た目で選択するしかないような気がします。
プラスワン・マーケティングはスマートフォン製品を手掛ける会社だけに携帯端末に関しては、かゆいところに手が届いている気がし「KATANA 02」のほうが個人的にはお勧めです。動作に関してはベンチスコアーのとおり「MADOSUMA」が少しキビキビした感じがします 。
  Windows Phoneのアプリの貧弱さでアンドロイドユーザーから色々と悪口を言われますが、個人的な立場は遊びの道具ではなくビジネスのツールの道具の一部として使用すると話は別でWindows 10との連携、MS-officeのレイアウトが崩れることなく表示でき、電話、メール、ブラウジング、SNSなどが普通にできたら用が足りているので、アンドロイドから乗り換えて感じたことはWindows Phoneのほうが動作が軽くて使いやすいと感じています。
 以上、繰り返しますが独断と偏見の内容です。

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