最近のカメラはレンズとボディーで手振れ補正してくれるので細かいブレなど吸収してくれますが、手荒い操作まではカバーしてくれません・・
カメラ代わりに持ち歩いているスマホの「HUAWEI P10」LEICAと名乗るだけあって鬼みたいな解像感で4K30pの動画撮影モードでは手振れ補正機能は機能しないために手持ちによる細かい手振れが気になるもので自撮り棒を一脚として使用しています。
最近はちょちよち歩きの幼児をスマホで撮影する機会が増えており、予測不能の動きをする幼児の撮影は動きをアクティブドラックが働き、顔などを自動追尾するためには「餅屋は餅屋」で用途に応じたツールが不可欠でネットの評価を鵜呑みにして入手し使用しているのが「DJI Osumo Mobile 2」です。3軸手持ちジンバルはその他モーションタイムプラス、ズームコントロール、パノラマなどの機能があり「DJI GO」アプリを端末にインストールしてカメラアプリを起動して使用しますが、ビデオカメラとしての機能は解像度(480P-4K)、ビューティーモード3種、WB(自動、白熱灯、ネオン、晴天)、フラッシュ、グリッド線と必要最小限です。
「DJI Osumo Mobile 2」は使いこなすのに少しコツが必要ですがスマホによる4K動画撮影には手放せないツールで欲を言えばもう少しコンパクトだったら手軽に持ち歩けると思います。
「GoPro HERO6 Black」は、このアプリは使用しないで単なる3軸手持ちジンバルとして使用しできマウントプレートアダプタを使用し取り付けてみましたがアダプタが重すぎて水平バランスが取れません。それでも使えないことはないのですが、どうやら地雷を踏んだみたいです・・・「GoPro HERO6 Black」を装着するにはなるべく軽量のプレートを選択したほうがいいかも・・
「HUAWEI P10」の4K30pの映像は「HEVC」オーバルビットレート30Mbpsで、「DJI GO」の4K30pはH.264 High@L5.1、GOP:30フレーム、オーバルビットレート40Mbpsで理論的にはP10の映像が高画質のはずでも如何せん「HEVEC」は編集は重たく「DJI GO」のカメラは「DJI Osumo Mobile 2」に接続しなくても認証済みであれば単独でカメラ機能が使用できるので使用目的を明確にすれば使えるツールになりそうです。
そんなわけでNLEソフトの手振れ補正エフェクトのお世話になることはありませんが、先日「Vegas Pro 15」で手振れ補正が使えないというヘルプがあり、英語版で申し訳ありませんが以下手順です。
・Vegas Pro 15による手振れ補正
Vegas Pro 15から手振れ補正エフェクトがProDAD社の「Mercalli」から「OFX VEGAS Stabilize」変更になり32ビットフローティング処理、GPUアクセラレーション処理に変更されています。
通常エフェクトをクリップに使用する場合はエフェクトウインドウから直接クリップにドラッグする方法と映像トラックのクリップの「イベントエフェクト」をクリックしプラグイン選択ウインドウのエフェクトをダブルクリックして選択する方法があります。
しかしこれらの方法でエフェクト選択しても設定が有効にならず、下のほうに使用方法が表示されています。
「VEGAS Stabilize」を使用するには「Tool」メニュー「Video」を選択「Media FX...」をクリックしプラグイン選択ウインドウで「VEGAS Stabilize」選択すると手振れ補正などが有効になります。
プリセットの「Medium」を選択し「Apply」をクリックするとプレビューが作成されオリジナルと左右分割して比較すると確かに滑らかにはなりますがかなり、画面を矩形で切り取り補正するため拡大された分、当然ですが解像感が低下しています。
以上、Vegas Pro 15による手振れ補正について触れてみました、当然のことですがこの手のエフェクトにお世話にならないように撮影するのも映像の基本かもしれません。
0 件のコメント:
コメントを投稿