2018年2月20日火曜日

今更聞けないリモートDESKTOP

 最近、身の回りの知人や身内はスマホばかりでPCを使わなくなっています。スマホやタブレット端末の進化のおかげでビデオカメラやデジカメを持ち歩く必要がなくなり、ライブ配信も大がかりな装備・機材がなくても簡単にできる時代、突発的な事故、事件などの決定的な現場の映像をスマホ撮影し配信できる時代、ローカルのテレビ局ですらスマホによる低解像度の中継していますが誰も文句は言わない、低解像度でも例の墜落事故で自動車学校のドライブレコーダーに記録された、ヘリが空中でローターを吹き飛ばし墜落する偶然の映像は何かと重宝されます。

 今回は、活用すればスマホやタブレット端末などでWindows、Linuxなどが遠隔操作が可能になり、知らなければ一生使わない、知っていたら何かと重宝すると勝手に思っている「Chrome リモート デスクトップ」の話で、下の画像はAndroidタブレット端末画面にWindows 10のディスクトップを表示させた例です。
 確かに個人的な用途で仕事以外の写真・動画の撮影はスマホで肩代わりできるようになり朝、目が覚めて以前はPCのスイッチを何の迷いもなくプッシュしていましたが、昨年からタブレット端末やスマホの画面を見て情報収集の機会が増えたのも事実、BRレコーダーで予約・録画したテレビ番組さえタブレット端末で鑑賞が宅内・宅外を問わずできる便利な時代でも、エンコードを伴う力仕事はスマホ、タブレット端末でもそれなりのアプリはありますが、まだまだ役不足と感じPCをメインで使用しています。

 稼働時間が一番長いのはビデオ編集後のレンダリングで、一部のNLEソフトやペガシスなどのソフトはレンダリングが終われば自動でPCのシャットダウンできる痒いところに手が届く機能がありますが、アドビ様のエンコーダーにはそのような気が利いた機能は残念ながら何度要望してもかなえてくれません・・

 個人的には宅外の仕事場に編集用のPCを2セット設置し、クソ重いレンダリングに対応していますが、宅内や出先でレンダリング中のPCの進捗状況が確認出来たら便利と考え、Windows 10 pro以上に備わったリモートディスクトップ、TeamViewerなど色々試しましたが画質、音声、解像度などにこれといった決定打がなく、Windows純正のリモートディスクトップは相手側の解像度に依存、さらにリモート操作されている間はログアウト状態になる使えない仕様で使い勝手はお世辞にもいいとは言えず、そんな中、目的にピッタリと目的に合致したのがChromeリモート デスクトップで数年前から払い下げたPCの遠隔サポート、テレビ録画・視聴、レンダリングが終わったPCの宅内や出先からシャットダウンなど何かと重宝して活用しています。
このChromeリモート ディスクトップの導入・設定の方法、考えられるリスクについて言及した記事がネット上に腐るほど、溢れているので細かい説明は割愛します。

 Chrome リモート デスクトップの特徴を簡単に復習すると、Win、Mac、Linuxで動作、AndroidとiOSに関してはクライアントとして動作し、GoogleアカウントとChrome さえあればOSの垣根を越えて遠隔操作できる、下の画像はLinuxのディスクトップにWindows 10の画面を表示させ操作できる一例です。

  応用として「Compute Stick STK2MV64CC」のディスクトップを4Kディスプレイに表示させてテレビ鑑賞、録画などに使用し便利だと感じていますがスティックPCには音声出力がなくディスプレイに接続していないので別途 USB オーディオ インターフェースが必要になります。

 注意すべき事項はAndroidのスマホを購入するときに取得するGoogleアカウント「?xxx@gmail.com」このアカウントの設定次第ではマップを使用すれば位置情報がタイムラインとして、ジャイロ情報などもGoogleに勝手に吸い上げられマップの渋滞情報などに活用されて、スマホで撮影した写真は撮影場所、日付、時間などGoogleフォトのクラウドに記録されていることは認識する必要があり、普通に生活していたら実に有難い機能ではありますが、後ろめたい行動をする輩には非常に迷惑な存在で、例えば何処かのホテルでふざけてパンツ被ってスマホで撮影した写真がクラウド上の保管され、Gmailのアドレスとパスワードがバレてしまうと外部に流出する危険性があります。

 個人的にも過去に何台ものPCを払い下げしたり、組み立てて販売したケースではサポートがやりやすいように「Chrome リモート デスクトップ」をインストールして渡しておりサポートする側としては電話でゴチャゴチャ説明されるより「百聞は一見に如かず」でサポートが安易になりますが、Chromeへのログインすら説明しても的を得ないユーザーも存在するので遠隔地で「Chrome リモート デスクトップ」によりサポートを受ける手順についてのメモ書きです。

・STEP1

 最初にブラウザのGoogle Chromeを起動し右上の設定ボタンをクリックし「設定」「CHROMEにログイン」をクリックしてGmailアドレスとパスワードを入力してGoogleアカウントにログインします。

  Chromeの同期を有効にするとどのPCでもブックマーク、各種ログインIDとパスワードなどが共有され便利だと思います。
最初に「Chrome リモート デスクトップ」を起動すると使用の「承認」を要求されるので許可します。

「Chrome リモート デスクトップ」からディスクトップの表示と送受信のリクエストが要求されるので「許可」をクリックします。

・STEP2
これで「Chrome リモート デスクトップ」が使用できる状態になり、自分のアカウントでリモート可能なPCが存在すると画面下に表示されます。

・STEP3
 サポートを受ける側は緑のボタンをクリックしアクセスコードを表示させ数字を相手に伝えます。

・サポートをする側はアクセスボタンをクリックし数字を連続して入力しスペースは不要です。

 サポートを受ける側が「共有」ボタンをクリックして許可するとデイスクトップが共有されます。

 このように遠隔地にあるPCのリモート操作はパソコン同士であれば、Windows MAC LinuxでOSの垣根を越えて可能ですがタブレット端末は同じアカウント出ないとリモート操作は出来ない仕様のようです。
以上、今更ながらリモート デスクトップについて触れてみました。

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