2017年7月14日金曜日

映像も様々ですが!やはり4K

 一時期、韓流に侵食されレンタルビデオ店にせっせと通っていた嫁さんのPCでネット動画(アマゾンプライム、Hulu)を鑑賞できるようにしたら、最近は鑑賞したい作品を検索できるレベルになりティーバーは画面が小さい・・等々、画質についても文句を言うようになりました。
更に、鈴木亮平主演の銭形警部を見てから刑事ドラマの面白さに覚醒してしまい、ゴールデンタイム時間帯の地上波放送は警察関連のドラマで嫁さんの占領時間帯です。
困ったことは嫁さんのPCでアマゾンプライムビデオを鑑賞できるようにしたために注文履歴がバレバレになり無駄遣いが出来なくなりました・・
 最近、耳にするVR(virtual reality) 直訳すれば「仮想現実」で映像関連ではカメラ周りの全周(360度)の合成画像を自在にアングルを変えて鑑賞できる技術で各社のNLEソフトでは当たり前のように対応しています。
 個人的には映像制作にVR技術はモーショングラフィック(AE)で地球の回転を宇宙から見る表現を飽きるほど手がけました・・その原理はメルカトール図法の世界地図を球体に張り付け視点を円球体の内側にしたものだと考えます。
しかし映像作品にVRを使用することに関しては、全く無関心で3DメガネやVRゴーグルなど体に装着しなければ鑑賞出来ないような仕組みには興味がわきません。
さりとてVR技術を否定する考えは毛頭もなく医療、建築、不動産、教育、車などの分野では必要不可欠な技術と確信しておりGoogleマップ+360°ビューは何かと有用で実に有難いサービスだと思っています。

 やはり映像の作品は4K・8Kが王道と考えており、すでにビデオは4Kに移行し圧倒的な情報量と精細感に接してしまうと、HDサイズのディスプレイのピクセルの粗さと狭さが気になり4Kの魅力に取りつかれるとHDには戻れません。
そこで「撮って出し」などの現場編集や4K/60p外部モニターでも使用できる液晶ディスプレイを検討した結果27インチでは運搬と設置スペースに難があると考え、24インチサイズでLGエレクトロニクス製の[23.8インチ]24UD58-Bをクーポン価格の28,232円で入手しました。それにしても・・こんな価格で4Kディスプレイが入手出来るいい時代です。
Dellから8Kディスプレイが直販価格で498,800円(税別)で発売になりましたが数年で0が一つ減るのではないかと予想します。

 24インチで3840x2160ピクセルの情報量の画面で映像を表示するには問題なくてもテキスト、アプリなどで文字の大きさを100%で使用すると文字などが極端に細かくなり視力が良くても厳しいようで、やはりこのディスプレイサイズでは150%にスケールアップして使用したほうが実用的です。

 話がそれますが、先日地域の交流の場で話題にもなっていましたが日本製=高品質・中国製=粗悪品と勘違いしている人が多いことです。
LGエレクトロニクスは韓国メーカーですが24UD58-Bは中国製で、現状は様々な国で製造されたパーツを集めて中国の工場で組み立てているだけの話で正確には「中国製」ではなくアップルのiPhoneはAssemble in CHINAと表記されているように様々な国で製造されたパーツを最終的に「中国組立」が正しいと思っています。
私自身、道具を選ぶ基準は日本・中国・米国・韓国などのメーカーより「開発・設計」能力の高さを重要視するようにしています。
例えばドローン・マルチコプターを購入するとしたら中国メーカーのDJIの製品を迷わず選択するだろうし、我が家のスマホやタブレット端末はすべて中国のHUAWAY製を使用しています。
メディアの報道を鵜呑みにすると「日本製がベスト」「国産野菜が安全・安心」と勘違いしますが、必ずしもそうではないことを、いくら丁寧に説明しても理解してもらえない現実があります。

 PC用の液晶ディスプレイは国内メーカーIyamaを使用していますが、4Kディスプレイの液晶に「有り得ない!」故障が生じてサポートセンターで丁寧に対応してもらいセンドバックで(送料相互負担)修理に出したことがありました。
Iyama製の液晶ディスプレイの不満点はディスプレイの音量、色温度、明るさ、コントラスト、入力切替などを時折調整しますが、操作が分かりにくいことで、そのたびにイライラしていました。
 24UD58-Bのセットボタンはティスプレイ下部の中央ジョイスティック一本だけで複数のボタン操作で戸惑い当たり前と思っていたので目から鱗です。

これをプッシュしてメニュを呼び出すシンプルな機能が意外と便利でジョイスティック操作は目から鱗でした。

このディスプレイの入力切り替えは自動判別しないのでマニュアルで切り替える必要があります。
自動切り替えは便利な反面、複数のPCでディスプレイを共有する場合、例えばレンダリング中に別の編集をするようなケースでは画面切り替えが面倒な時がありますがマニュアル切り替えは勝手にディスプレイが切り替わることもなく、ジョイスティックを右に倒したら切り替え画面が表示されます。

このディスプレイにスピーカーはないので別途準備する必要があり、編集時にはヘッドホンを使用しますが、ビデオなどを鑑賞する場合はBluetooth、USBスピーカーを使用しています。

このサイズの4K液晶ディスプレイは、ある程度細かい文字が判別できる視力が必要で老眼鏡が必要な方はそれなりの画面サイズが必要で、スピーカーもなく正直、誰にでも勧められる製品ではないことも事実です。
しかし、アドビのダイナミックリンクでAE、Premiere Pro、シネウエアなど同時に起動する習性が身についているだけに広いディスクトップは実に有難く快適です。
 個人的にはIPS 4Kパネル採用のエントリーモデルですが液晶の発色は素晴らしく、使用していた4K液晶ディスプレイは4Kは30Hzまでで4K/60pの外部モニターとしては不向きでしたが、24UD58-Bは4K/60pの映像を滑らかに再生してくれ価格を考えるといい買い物をしたと思っています。

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