2015年7月1日水曜日

Windows Phone

現在所有しているNokia Lumia 630 Dual SIMですが、半日ほどかけてWindows Phone 10 Insider Preview Build 10149をインストールしてみました、以前のBuildに比較したら、それなりに使えるようになっております。
しかしリセットしたら日本語キーボードが選択できない、中華アプリがアンインストール出来ない、アプリによっては固まる、レスポンスが悪いなど微妙なバグを抱えている感じで、日常の使用には時期尚早で、更に半日格闘しましたがAPN設定がうまくいかないなどマダマダ使える代物では無いのでWindows Phone 8.1に戻しました。

Windows Phone 8.1に戻すには Windows Phone 回復ツールをPCにインストールして戻す必要があり、USBでPCと接続し回復ツールを実行すると自動的に8.1のパッケージをダウンロードしインストールが始まり完了まで1時間くらい要し、この日は、丸一日Windows Phoneと戯れていました。




Windows Phone 8.1からMSアカウントでサインインすれば電話の破損、紛失などに備えてインストールしたアプリ、通話履歴、アカウントのパスワードなどがクラウドに自動的に保存できる機能があり、簡単に以前の状態に復元できます。


せっかくのWindows Phoneも遊ばせておくのも何なのでデータ通信SIMを入れて使うことにしました。使用目的は運転中の交通状況の確認とGPSデータのログ保存で、今まで出先ではASUS ZenFone 2をポケットWi-Fi代わりにしWindows PhoneとBluetoothでペアリングしてネットに接続しており、出かける際にWi-Fiを経由の通信から、ペアリング設定の切り替えの操作が必要で2台の端末で下図の状態にたどり着くのが案外面倒です。

そこで、それほど速い通信データ速度は必要ないと判断して通信速度200Kbpsで月額525円の楽天モバイルのベーシックプランをポチってSIMを入手しました。

APN(Access Point Name)は携帯電話回線から他のネットワークへの接続出入口となるゲートウェイで、 大手キャリアのスマートフォンには、はじめからAPN設定されており、ASUS ZenFone 2も各プロバイダーのアクセスポイントが登録されておりAPN存在を知らないで済まされますが、中華向け端末など設定の方法を知らないでは済まされません。

せっかくなのでWindows Phone 8.1のアクセスポイントの設定についてメモ書きをしておきます。
Nokia Lumia 630の裏蓋を開けSIM1に装着する場合はバッテリーを外す必要があります。

設定メニューから「携帯ネットワーク+SIM」をタッチします。

「3G」、「携帯データネットワークを使用する」を選択し画面を上にスクロールさせて「SIM1設定」をタッチします。

「手動インターネットAPN」を「ON」にします。

するとプロバイダのアクセスポイント情報の入力画面に変わるので、認証の種類はパスワードなどが暗号化されない「PAP」と認証情報の通信を暗号化した「CHAP」のどちらも選択でき、それぞれの情報を入力したら接続完了で、IPの種類は「IPv4」を選択「IPv4v6」を選択すると接続できないプロバイダがあるから注意が必要で筆者も接続できない原因がわからずドツボにはまった項目です。

あらかじめ判明していたことですが通信速度200Kbpsで画像の多いサイトのブラウジングや動画の再生は無理でもLINE通話は何人か通話してみましたが問題のないレベルです。
更に運転中の地図の表示、GPSトラッキング、道路交通情報の入手には十分使えて、この種のアプリはアンドロイド端末が格段に充実しており、所有している ASUS ZenFone 2で同じことをするとバッテリーの消費が多く肝心な時に使えないと困るのでNokia Lumia 630を活用したいと考えています。
気に入っているのがGPSを使ったロガーアプリ「GPS Logger-san!」で、個人的にはもう少し地図の画面が広かったらNAVにも使えて実用的な気がします。

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